山形市×山響「オーケストラのある街」推進協定 締結!
山形市と公益社団法人山形交響楽協会は、山形市における音楽文化の普及・文化創造都市の推進を目的として、2025年3月14日に‟「オーケストラのある街」推進協定”を締結いたしました。
協定の内容は以下の通りです。
1.市有文化施設で行う演奏会等の支援
2.文化創造都市の推進に資する事業への協力
3.音楽の普及啓発と音楽文化の拠点形成
山形市は2022年に「文化創造都市」を掲げ、多彩な⽂化・芸術の連携により、市⺠が豊かな⼼で、質の⾼い暮らしをすることができるよう様々な取り組みを展開しています。
2023年には、ユネスコ創造都市やまがたによる短編ドキュメンタリー映画「オーケストラのある街」が制作され、山形国際ドキュメンタリー映画祭での上映を皮切りに、世界へと山形市の魅力・音楽文化が発信されています。
今後はこの協定に基づき、「やまがた秋の芸術祭」や「冬の芸術祭」など文化創造都市の推進事業で連携を深め、多くの市民の方に山響のサウンドをお届けできるよう、更なる充実を図ってまいります。
~常任指揮者 阪哲朗より挨拶~
山形市が文化創造都市として条例が定められてからまだ3年という早い段階から、山形交響楽団とともに音楽文化推進を行うことを示していただき大変光栄なことです。指揮者として大先輩である村川千秋氏が掲げた‟子どもたちに音楽のミルクを”の想いのもと行っているスクールコンサートを始め、今後はこちらから一方的に聴かせる音楽ではなく、市民の皆様と一緒に楽器を演奏するなど、コンサートをともに創り上げるような取り組みも考えていきたいと思います。
~山形交響楽協会理事長 園部稔より挨拶~
このたび、山形市と山響の結びつきが協定書という形になって実現できましたことは、楽団にとって大きな誇りであり、大変うれしく思っております。今日の結びつきを機会に、山響は文化創造都市 山形市の発展のためにその一役を担い、より一層頑張っていきたいと思います。
2025年3月14日 山形市役所にて、山形市長 佐藤孝弘氏と山形交響楽協会理事長 園部稔が協定書を取り交わし、締結いたしました。
写真:
左から)山形交響楽協会専務理事 西濱秀樹、常任指揮者 阪哲朗、山形交響楽協会理事長 園部稔
山形市長 佐藤孝弘氏、山形市副市長 井上貴至氏、山形市文化スポーツ部長 平吹史成氏


山形テルサ主催「ランチタイムオーケストラ」にて、常任指揮者 阪哲朗が、ご来場されたお客様にも協定を締結したことをご報告。山形市の音楽文化発展に向けて、楽団一同尽力していくことをお知らせいたしました。
